二日目の朝。
いい天気です。雲海を眺めながら太郎平小屋へ向かいます。
二日目
薬師峠キャンプ場〜薬師沢小屋〜(大東新道)〜高天原山荘
今日は標高2000m位のところをずっと歩きます。
太郎平小屋から中俣の沢を下った辺りです。
「針葉樹の感じが海外のトレイルみたいだ!!」
嫁と二人でキャーキャー言いながら歩きます。
えー、海外のトレイルは歩いたことありません。
薬師沢出合の吊り橋です。
ここから先は普段歩いてきたルートと違い沢沿いの道になります。
「秘境の入り口だ!!」
嫁と二人でキャーキャー言いながら歩きます。
今回のシューズは
・Vasque / Aether Tech w/ Seta Strapless Runnning Gaiter
Boa Lacing Systemとこのゲイターの組み合わせは楽チン過ぎて「コレでいいの!?」って感じです。
このシューズは防水ではないのでこんなルート歩いてたら当然びしょ濡れです。
けど、天気が良い日のチョットした休憩時には何のためらいも無く脱いで乾かせます。
なにしろ着脱には1分もかからないですからね。
ゆっくり腰を下ろせるような場所がないトレイルで防水の靴下に履き替えたいときなど、このシステムならスムーズに行える筈。
問題はこのシューズがもう売ってないってトコで、、、
他にBoa Lacing Systemを搭載している(山で使える)シューズは現在、モンベルのマリポサシリーズのみ。
けどGORE-TEXなんだよな〜。
私、汗の量が尋常ではなく中でも発汗量の多い足をゴアの壁で覆ってしまった日には靴の中で暴動が起こること必至。
ラストもピッタリなのでVasqueでまた出してくれることを食事前と就寝前に祈ることにします。
『大東新道』沢沿いの道も中盤にさしかかった辺り。
なかなかスリリングな岩場が現れます。
落ちても死なないけど、ぜったい落ちたく無い感じが堪らないです。
嫁と二人でキャーキャー言いながら進みます。
B沢を渡渉する場面ですね。
高天原山荘で聞いたのですがB沢で骨折する人が多いそうです。
濡れずに行けそうに見える箇所もありますが、ここは濡れても安定したルートをとるのが吉。
ここで沢沿いのルートは終了。
C、D、E沢を越えながら徐々に標高を上げていきます。
嫁と二人でギャーギャー悲鳴をあげながら登ります。
高天原峠を越え山荘に向かい下っていると、あれは!!
先日、針ノ木のテン場から「ぁあああ!!あぉしょこを歩きたいぃのぉおお!!」とヨダレ垂らしながら眺めていた尾根じゃないですか!!
込み上げる興奮をどう処理していいのか解らず悶々と歩きます。
樹林帯の下りも終わり景色が開けると目の前に水晶岳が現れます。
高天原から見える薬師岳。山荘も目前です。
この景色を見て口からでるのは
「キャー」でも「ギャー」でもなく「ホファ〜〜」でした。
嫁と二人でホファ〜〜ホファ〜〜言いながら歩きます。
高天原山荘に到着。(詳しくはコチラを)
日当りの良いテラスをお借りして濡れたものを乾燥中。
この後は待望の温泉へ行き
小屋の店番をお手伝いして
赤く焼けた水晶岳を眺めながら食事を楽しみ
食後は皿洗いのお手伝いをしました。
暖かい布団に入りながら、たった一日でいろんな事があったな〜と思い返しているとウトウトしてきたので寝ました。
つづく
スゴイ気持ち良さそうな道ですねー。
返信削除特に沢沿いはイイですね!沢、滝好きとしてはタマランです。
チキチキダイヤル式シューズ履きやすいんですか?
たしかに紐の煩わしさから解放されるのはいっすねー。
そーいえばむか〜しプーマが作ってたのを思い出しました。
Akinori さん
返信削除>チキチキダイヤル式シューズ履きやすいんですか?
僕の幅広の足形にはあってますね。
あとトイレとかスゲー楽ですよw