2012年12月7日金曜日

121118_名郷〜芦ケ久保

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天気の良い秋の休日。
最近、自転車を購入したので晴れた休みの日は主にサイクリングばかりでした。この日は久しぶりに110君と嫁と私の3人でハイキングへ。

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池袋駅からレッドアロー号に乗って飯能駅へ。飯能駅からはバスに乗って登山口のある名郷まで。
昨年の同じ時期は南下しましたが、今回は名郷から北へ。武川岳を通過し芦ケ久保に抜けるルート。

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1時間程登ると天狗岩の男坂、女坂の分岐にたどり着きます。ここは男坂をチョイス。
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明確な目印のない岩場をヨジヨジと。アスレチック気分を味わえる楽しいルート。

しかし、この辺りは杉の樹林帯が結構多く、日陰で寒いですね。
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尾根筋にでると陽が当たって暖か。木々の葉も落ち始めているので見晴らしも良いです。
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武川岳山頂で昼食タイム。各々が火器を持ってきて、好きな物を食べます。
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この日はとても嬉しい発見がありました。スノピ600用に持って行ってるネオプレンのコジーがカップヌードル ビックにジャストフィット。

そう言えば、今回初めてArc'teryx Q10をハイキングで使ってみました。 こちらは現在廃盤になってしまっているヒップバック。
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グリーンのシルドライサックの中はエマージェンシーキットやティッシュ等の小物。
ブルーのシルドライサックはゴミ袋。
イエローのキューベンドライサックはパックライナー兼、ヒップバック内の整理用。なかにはクッカーセット、エマージェンシーブランケット(パックタオルのケースに入ってます)、カップラーメンやおにぎりを入れていました。

歩き始めは水1.5L持って行ったのですが、ウエストベルトが下っ腹に食い込んであまり快適とは言えませんでした。食事後、水が0.5Lになったあたりでベルトの食い込みも気にならなくなり快適な使用感に。

今後、このヒップバックでのハイキングは水の入手が用意なルートになりそうです。もしくはwingnutみたいに改造すれば重量を気にせず積極的に利用できそう。



武川岳から芦ケ久保の駅までは蔦岩山〜焼山〜二子山となかなか激しいアップダウンが続きます。
伊豆ヶ岳もそうですが、この付近の山を縦走しようとすると結構ハードな道のりに。
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焼山頂上からの眺め。立て札のイチバン下には戦意を喪失するコメントが記載されています。
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全く同じルートを3年位前に110君と歩いたことがあるのですが、めちゃくちゃキツかったことをこの辺りで思いだしました。こうやってブログにかいておけば、同じ轍は踏まないで済みそうです。
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二子山、雄岳(南西側)からの眺め。雄岳は北側の展望場がトレイル脇にあるのですが、ちょっと外れた南西側にも休憩に適した場所があります。ここでおやつ休憩。
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あとは芦ケ久保の駅に向かって1時間程下ります。
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今回、久しぶりの山歩きということもありましたが、筋肉痛が尋常ではありませんでした。
北アルプス縦走後よりも酷いダメージ。

ハイキングにハマり始めた頃、この辺りの山域ばかり歩いていたのですが、思い返すと筋肉痛が酷かった記憶があります。

秩父の山はあなどれませんね。足腰鍛えるには良いかもしれない。

おしまい



2012年11月10日土曜日

121007_乳頭山

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どこか楽しそうな場所はないかとヤマレコを眺めていると、東北の山は紅葉が見頃のようです。

以前から気になっていた秋田駒ヶ岳のムーミン谷へ行ってみようと思い地図をみてみると、、、
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北東に伸びる尾根が目につきます。等高線がやたらとなだらか。しかも、行き着く先には乳頭温泉郷

コースタイムも五時間半とちょうど良い感じ。
湯治場の風情を残す孫六温泉を予約し、秋の日帰りハイキングに出発です。

秋田新幹線で田沢湖駅へ。そこからバスで標高1300mの八合目小屋まで移動。
天気はイマイチですが、観たことの無い景色のなかを歩き始めます。まずは正面に見える笹森山へ。
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笹森山から湯森山へ。左手にはこのあと歩く笊森山、乳頭山がみえます。

湯森山頂上で一休み。嫁の向こうに見えるのは秋田駒ヶ岳。なかなかカッチョ良い山容です。
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今回は日帰りですが、カメラの取り回しを楽にしたかったので改造?したSix Moon Designs / swift packでいってきました。
大容量のウエストポケットがあるので、サコッシュもウエストポーチも使用せず。サイドのバンジーコードを引っ張れば荷物が少なくても様になります。

座布団兼、背面パッド用で四つ折り分にカットしたZ Liteをパック内に仕込んでフレームの代わりにしているのですが、荷物が少ないため地面に置いたときにフニャフニャと倒れてしまいます。
「それがなにか?」と言われると「いや、別に…」という話なのですが。

重い荷物を背負うときにパックにいれるフレームが別売りされているので、これを使えばフニャフニャしなそうです。
「そんな必要あるの?」と言われると「いや、まあ…」という話なのですが。

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昼食を済ませ笊森山へ向かっていると青空が見えてきました。
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笊森山直下。とにかく、なだらかです。

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途中おやつ休憩。木村屋のあんぱんにSTARBUCKS VIAのアイスコーヒーを頂きます。

本日、最後の山。乳頭山までやってきました。歩き易いトレイルなのでそれほど疲労感もありません。
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nyuutousan 360 from Shinobu Koike on Vimeo.

こちらの動画は乳頭山頂上からの眺め。
動画の最初と最後、正面に見えているのが秋田駒ヶ岳。左に伸びているのが歩いてきた尾根です。


太陽に照らされた田沢湖を眺めながら、乳頭温泉郷へと下山開始。
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到着〜。孫六温泉は登山口のすぐ脇にある宿。温泉についてはコチラで詳しく紹介されていたので参考にさせて頂きました。
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河原のほとりにある露天風呂で寛げば、いろんな疲れもふっ飛びます。

翌日そのまま帰宅するのはもったいないので、盛岡で下車。極上の前沢牛をお手頃価格で頂ける肉の米内さんへ行ってきました。
(連休に途中下車の旅を楽しめるお得な切符、スリーデーパスを利用しています)
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今回は初の東北山行でしたが大満足。
高緯度なので森林限界が低く、素敵な景観のなか歩くことができました。

孫六温泉のあたりは日本スノーシューイング連盟推奨コースにもなっているので、冬にまた来てみたいなぁ。

おしまい


2012年10月28日日曜日

120915~17_室堂〜劔沢〜五色ヶ原_02

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ザラ峠の手前からみた五色ヶ原。スパッと切れ落ちた斜面から雲が迫り上がってくる様は圧巻でした。
こんな景色が見れるからハイキングはやめられません。


二日目。劔沢から雄山を越え、一の越山荘で小休止。
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ここからの後半戦は龍王岳、鬼岳、獅子岳、ザラ峠を越えて二日目の幕営地となる五色ヶ原へ。

龍王岳、鬼岳は山頂をまいて進みます。
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獅子岳からザラ峠への下り。400m近い下りは8時間以上歩いた足には堪えます。

しかしTJAR2012で優勝した望月選手は富山湾からココまで10時間程で来て、その日の内に槍ヶ岳まで行ってしまうというのだから、、、 いやいや、比べる次元の話ではないですね。

フラフラになりながらも五色ヶ原に到着。
山荘で幕営手続きを済ませ、ビールと水を入手してテント場へ向かいます。
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テントは私達を含め、わずか10張。
設置されている木のベンチがとってもいい感じ。
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そういえば、嫁の履いてるシューズinov8/ROCLITE 275GTX
岩場でのグリップの良さは評判通りのよう。デザインも含めかなりお気に入りのようでした。
汗かきな私は夏場のGOREシューズは通気性の悪さから敬遠してしまうのですが、嫁はその辺気にならないようです。羨ましい…。

二日目の夜も穏やかで星がキレイ。今年は天気にめぐまれたなぁ。。。
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朝食と行動食。前日に引き続き、家にあるドライフードの一斉処分です。
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朝ご飯で食べきれなかったエビピラフはサランラップにくるんで行動食に。
サランラップは前日から使い回してます。こんな軽量なアウトドアギアを創る旭化成は偉大であります。

最終日の三日目。4:30出発。
ずっと来てみたかった五色ヶ原。急ぐ理由も無かったので明るくなってから出発するべきでした。
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良い感じであっただろう箇所を終え、樹林帯に入るあたりで陽が登り始めました。
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途中、平ノ小屋で小休止。
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この辺りで一番旨いと言われる水(小屋に宿泊していた叔父さま曰く)でアイスコーヒーを頂きました。
「ゴクリ。。。」と飲んでみるとたしかに、今まで飲んだアイスコーヒーのなかで1番美味しいんじゃねえの?と嫁に話していました。

ここからは黒部湖沿いにほとんど平坦な道。フラッ党には堪りません。
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ふう〜、お疲れさまでした。
やっぱり下山後はカツです。今回は黒部湖のディープなグリーンを表現した黒部ダムレストハウスのグリーンカレー。2012年、夏の山行を締めくくる素晴らしいお味でした。

来年は福神漬けで水の流れを表現したダムカレーを食べに行きたいなぁ。

おしまい。