2011年8月23日火曜日
雨の鷹ノ巣山でTEST
2011年の5月28日〜29日。
コースは
奥多摩駅〜バス〜水根〜六ツ石山〜鷹ノ巣山〜榧ノ木山〜倉戸山〜倉戸口〜奥多摩湖〜バス〜奥多摩駅
天気は台風の影響で雨。
雨なら雨で、いろいろ試したいことがあったので丁度良い。
おおまかに2点。
その1:パックパック内の防水テスト
その2:雨中でのシェルターの調子(居住性)
いままでに雨の中縦走した装備は
・GRANITE GEAR / Vapor Trail [1085g]
・SEA TO SUMMIT / Ultra-Sil Pack LINER 70L [95g]
台風による大雨の中、5時間以上歩いたときはさすがにパックライナー内に浸水しましたが
それ以外の時は問題ありませんでした。
今回の装備は
・Six Moon Designs / swift pack(Size Large) [523g]
・SEA TO SUMMIT / Ultra-Sil Pack LINER 50L [87g]
バックパックの中に
・山と道U.L.Pad15s
をインサート、その後パックライナーいれて中にキルト、防寒着等を仕込む。
その他の荷物はキューベンのスタッフサックに入れてパックライナーの上に。
結果は問題無し。
雨の具合は小雨以上、大雨未満?、樹林帯を歩く時間が多かったのですが、ほとんど雨にうたれている状態。
パックパック内への浸水はありますが、U.L.Pad15sは濡れても拭けば良いだけ。
もともと心配はしていなかったのですが、自分の目で確認しないとなんか安心できません。
三泊四日縦走の初日雨で問題発生とかなるとシャレになりませんしね。
今後の精神衛生上、良い結果が得られました。安心、安心。
で、今回の山行。
奥多摩駅からバスで水根へ。
下車後、トンネル手前の沢沿いの道に入り『奥多摩むかしみち』の標識に従い進むと民家脇を通る登山口に到着。
ここでゲイター装着していざ出発。
15分程歩くと産土神社が現れる
通過後、ひたすら登り
写真の斜度は緩いです、もっとキツい角度でひたすら登り。
ここが地図にある『風ノ神土』ですかね
おそらく『トオノクボ』
コースタイム10分オーバーの2時間50分で六ツ石山頂に到着。
ここで本日1人目のハイカーに遭遇(この日はこの後誰にも会わず)。
赤いレインジャケットにgolite JAM。
ラジオ聞きながらハイクする素敵なおばさま。
「今日は人が少なくてよかったわ〜」とおっしゃっていました。
この後は稜線歩き。
といっても巻ける場所はすべて巻いていきます。
鷹ノ巣山頂の手前。
本日の幕営場所に16:30着。
雨も降っているので急いで設営。
・Locus Gear / Khufu CTF3(Cuben) with SilFlap [379g]
・Six Moon Designs / Serenity NetTent [211g]
今回のテスト項目その2:雨中でのシェルターの調子(居住性)。
追加してもらったフラップはシェルターの外面を伝う雨水の侵入を見事に防いでくれました。
滴り落ちる水滴がジャンジャン外側に流れてシェルター内の地面に全く入ってきません。
シーム処理はしないまま使用しましたが、雨漏りもありませんでした。
しばらくシーム無しでいこうと思います。
Serenity NetTentは一人で寝るには十分な広さ。
虫対策、バスタブ確保、その上で幅270cm x 奥行き80cmの前室ができるのでKhufu CTF3との組み合わせはかなり快適。
雨のときの広い前室はとても便利。前室に椅子代わりの大きめの石を置いておけばNetTent内に戻る前に、座った状態で体が拭ける。お陰でNet内はかなりドライで快適な状態を保てます。
トレッキングポールをバラしてハンガーを作り、濡れた衣類を前室内で乾かします。
換気に気を付けながらストーブをつければ速攻で乾きます。
ただし、結露&少々の蒸し風呂状態は覚悟。
夜は、担ぎ上げたワイン飲みながらiPhoneに入れた動画(主にアニメ)みながらゴロゴロ。
で、爆睡。
結果、雨中のシェルターの調子は良好でした。
朝起きると雲海。
このあと下る榧ノ木尾根が見えます。
二日目も朝から雨なのでサッサと撤収して即下山。
川状態。
榧ノ木山の手前で山ツツジが大量に咲いている道をしばらく歩きます。
今、思い出しながら文章をかいていますが鳥肌が立っています。また行きたいな。
うっすら霧に包まれた雨の新緑トレイルを堪能後、倉戸山に到着。
ここまですれ違ったハイカーは一人。
倉戸山頂ではおじさま方が酒盛りしてました。
で、ここからの斜度がかなりキツい。
晴れてればなんてことないのですが、雨だとシャレにならないぐらい怖いです。
ここは写真をとる余裕があるくらいの場所ですが、数えきれない位危険な場所だらけです。
死にはしないけど滑落したら、、、、って感じです。
コースタイムの倍近くかけて無事下山。
倉戸口のバス停手前になにやら不思議な場所があります。
ちょうど良いバスの時間がなかったので奥多摩湖のバス停まで歩いている途中にカモシカと遭遇。
カーブを曲がったところで鉢合わせ、お互いビックリしました。
バスに乗るにはビショビショだったので『水と緑のふれあい館』の裏で半裸になって着替え。
この日初卸のフラッドラッシュ®パワーメッシュ Tがものすごいパワーで体を締め付けているのでなかなか脱げず苦戦。
おっと、忘れないように使用感を書いておこう!!
・フラッドラッシュ®パワーメッシュ T
肩甲骨を締め付ける感じがトレッキングポールの運びを補助してくれているような気が、、。
ラグランスリーブなのでバックパックのショルダーパッドとの干渉がなくてよい。
フラッドラッシュ®スキンメッシュに比べ冷えを感じる気がした。
自分のかいた汗が背中を滴り落ちるとき冷たいと何度も思った。
もう一つ、この日の失敗を忘れないようにかいておこう。
レインジャケットがあればウインドジャケットはいらないだろうと持っていかなかったのですが、帰りの交通機関での移動中に必要ってことに気付きませんでした。
半袖一丁で「普通ですよ」って顔しながら、鳥肌立てて家路につく。
そんな五月の山行でした。
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