
(登ってませんが)五竜岳二日目の朝。
ちらほら雲がありますが、かなりいい天気。唐松岳目指して出発です!

右手には火打・妙高山、左手には毛勝三山、剱岳を眺めながら歩けます。
稜線の右面(長野側)歩く時は暑いのですが、左面(富山側)は常に風が吹いているので涼しくて快適。
(ほとんど富山側を歩きます)
もう少し長くて高低差があまりなければ最高なのですが…
しかし、一泊でお手軽にアルプスの稜線を楽しめる、とてもお勧めのコースです。

唐松岳手前にある大黒岳へ登るまえに休憩がてら腹ごしらえ。

最近気に入っているアボガド+コーンビーフ+クリームチーズのペースト。
私は気に入ると同じ物ばかり食べるクセがあります。酷い時は五日間くらいカレーばかり食べていました。

写真は前日のテント内でのものです。設営後の暇な時間に調理しました。混ぜるだけですが。

クラッカーにつけて酒の肴に、パンにつけて二日目の朝食と昼食にと結構な量になります。
ジップロック®スクリューロック®は最高ですね。クリームチーズやクラッカーを運ぶのに重宝するし、ペーストを作った後は蓋をして保存しておけるし(当たり前かw)物としての見た目も可愛らしい。旭化成は偉大であります。
軽くお腹も満たされたので、張り切って出発です。
ここからは鎖場もちらほら現れ始めるのでストックはしまって行きます。

剱岳のほうはガスっていまね。あのカッチョいいギザギザの山容が見れなかったのは少し残念です。

大黒岳を通過した後に現れる『牛首』
五竜側からだと登りなのでそれほど怖くないのですが、唐松側から来ると少し怖そうですね。

牛首をこえると唐松山荘は目の前。
暑いので常時着用している訳ではないのですがグローブはあるとやっぱり便利。鎖場用、ブヨ対策、鍋つかみとして活躍してくれました。まあ、なくても全然問題ないのですが。
山荘で私はリンゴジュース、嫁はコーヒーを飲みながら唐松岳登頂について協議した結果「行かない」という方針に。
というわけで、八方尾根で下山。ここの尾根、ガスっていなければ最高の景観です。

雪渓をシャーシャーと滑り降ります。非防水シューズなので濡れちゃいますが、ヒンヤリして気持ち良い。10分もすれば気にならなくなるし。ウールの靴下は偉大です。

八方池を越えた辺りから観光で来ている方達がどっと増えます。渋滞することもしばしば。

リフト乗り場が見えてきました。お疲れさまです〜。

ここからはリフトを二回乗り継いで、

最後はゴンドラに乗って下山。
ゴンドラ駅からはバスでも白馬駅に行けるのですが本数が少ないので、タクシーで移動。正確には覚えてないのですが2000円もしなかったと思います。
タクシーでの移動中、運転手さんに駅近くの美味しい蕎麦屋を教えて頂きました。運転手さんは偉大です。

天ざるを注文。店内もいい雰囲気だし、店員さんもいい人だし、お蕎麦も大変美味しゅうございました。
白馬駅からは電車に乗らず、バスで長野駅に移動して新幹線で東京へ。乗り継ぎがうまく行けば下山後3時間で東京に着きます。(これも二年前にタクシーの運転手さんに教えていただきました)

帰りの新幹線でビールをゴクリ。私は『サッポロ黒ラベル』嫁は『サッポロクラシック 北海道限定』
ちょっとひっかかりますが、あまり深く考えないようにします。楽しい山行の帰りですしね。
おしまい