
高校生時代からの友人であるタイ在住のトシボー。そして、その彼女の蛸ちゃんが日本に一時帰国すると連絡をうけました。
(蛸ちゃんというのはトシボーがつけたあだ名で本名はนัถวดี ตีเทล๊ก… 読めません)
僕のブログを読んでくれているトシボーから帰国したときに山に連れていってほしいと依頼され、もちろん快諾。そこで用意したコースはこちら。

横瀬駅〜木の子茶屋〜日向山〜木の子茶屋〜芦ケ久保駅
ちょっと物足りないような気もしますが、ふだん山を歩かない人には丁度良いかと思います。
今回のメンバーは(左から)110君、ジュン君、蛸ちゃん、トシボー。そして私の5人。

ジュン君はトシボーがタイランドで知り合った友人で、前日夜に行われた"トシボーお帰り飲み会"からの流れで急遽参加することになりました。
キャップもKAVUだし、普段走っているそうなので安心です。
それより気になるのがトシボーの背負っているバックパックの中身。どうやら蛸ちゃんのノートPCが入っているようです。恐ろしい… 大丈夫かな…
まずは横瀬駅から30分程道路を歩くのですが、目指すは釣り堀。
この釣り堀の脇が登山道の入り口になっています。



この日はとってもいい天気で、気温は8℃前後を行ったり来たり。そこそこの斜度の登りを30分程歩くと開けた場所にでます。

ここは日当りも良く、眺めも最高の休憩ポイント。
写真には映っていませんが目の前には二子山、そして左手に見えているのはイノシシ小屋です。


ドドドドドドド
休憩中にトシボーが一人だけTシャツ姿になっています。いくら暖かいとはいえ汗の量が結構なことに。
そこで恐る恐るトシボーのバックパックを背負わしてもらったのですが…

ぐはぁ!!この背負い心地… サイズ感とは裏腹に"夏季二泊三日高山縦走"みたいな重量感であります!
休憩終了後、出発前に皆でルートの相談。琴平神社から日向山へ登って木の子茶屋へ降りるというルートもとれるのですが、まずは茶屋を目指すことにしました。

登山道には雪がありますが暖かい日差しのお陰か凍結しておらず、スパイク無しでも問題なく歩けます。
木の子茶屋に到着。後ほど食事させて頂くことを店の方に告げ、荷物をデポさせて貰いました。

身軽な状態で日向山へ向かいます。




山頂に到着です。
すると蛸ちゃんが「瞑想してくる〜」といい残し私達から少し離れた場所へ。

「タイの女の子ってみんな瞑想とかするの?」(私)
「いいや」(トシボー)
蛸ちゃんが瞑想をしている間にお湯を沸かして人数分のコーヒーを作りました。

やはり"山で暖かいコーヒー"は外せないイベントです。
武甲山を眺めながらコーヒーを飲んだ後、体が冷えきらないうちに木の子茶屋に戻ります。
しかし、途中の急な傾斜でジュン君がなにやら困っている様子。靴が滑って動けないようです。

そこでスパイダー登場!


持ってきて良かった〜。
難所?を乗り切りスパイダーを片付けている間に蛸ちゃんがしゃがみ込んで何かやっています。
おお、雪だるま制作ですね。



むお〜!素晴らしい仕上がり!!
なんとコレ、人生初雪だるまとのこと。蛸ちゃんは今回の来日で初めて雪に触ったそうです。
山頂ピストンして茶屋に戻ったところでお食事タイムです。


ここは炭火のバーベキュー。猪やら、鹿やら食べれます。
"とろける豚シロ"がビールに合って最高でした。
ずいぶんと茶屋でゆっくりしましたが日が暮れないうちに下山しなければ〜。

登山道から一度道路へでて少し歩くと、とっておきのお楽しみポイントに到着です。



山の中にあるメチャクチャ長いローラー滑り台。

こんだけ長いと滑ってる最中笑いが止まりません。いつ来ても最高に楽しめます。
あとは駅を目指して少し下るだけのはずなのですが、なかなか道路に戻れない。
110君とは何度か一緒に来ているのですがイマイチ二人とも道を思い出せません。

そしてココに来て確信しました。

「あぁ〜、コリャ道間違えたな」と。
写真からは分かりづらいかもしれませんが、どう考えてもハイキングコースとは言えない感じになっています。
そこでFieldAccessを立ち上げて状況確認。

赤いラインはローラー滑り台。恐らくピンクの矢印の方へ行くのが正解のルート。
で、状況確認したポイントは438という数字の右側辺り。
このまま沢沿いに下ってしまうのは遭難の王道パターン。卍マークの左側辺りはみるからに進めなそうな感じです。
道に迷ったら尾根に出る。
さいわい民家の裏庭?のような場所だったので人が歩いた形跡もあります。


無事、元のルートに戻ることが出来ました。FieldAccess大活躍です。
短いコースだったけど、いろいろあって楽しい一日でした。

トシボーが帰りがけにタイにはこういった里山的な場所は無いよと言っていました。
いつまでもこんな場所で遊べるといいなぁ。またみんなで行きましょ〜。
おしまい
日向山なかなか気持ちの良さそうなとこですね!
返信削除そして木の子茶屋。猪や鹿が喰えるんですね〜!
そしてそしてローラー滑り台!!
なんと楽しそうなコースでしょう。
今度このコースをまんまコピーさせていただきます!!
このコースはかなりライトなんで…
削除芦ケ久保駅〜大野峠〜丸山〜日向山〜木の子茶屋〜ローラー滑り台〜芦ケ久保駅
ってのもそれなりに歩きごたえがあってオススメであります!!
普段山登りしない人といくと面白い発見って沢山ありますよね。
返信削除雪だるまとかも灯台下暗しすぎて作ろうと思ったことなかったです。
(あ、奥さんは山登りはじめた頃、楽しそうに作ってたか…)
瞑想もやってみると案外いいかもしれないですよね。
FieldAccess、やはりもう一度トライしてみます!
確かにそうっすね!山登り始めた頃の気分で遊べたのですごく新鮮でした。
削除1人で行くと、「このギアはココを改良して、これは新たに買い足して…」みたいなことばっか考えちゃうのでw(それはそれで楽しいのですが)
FieldAccess、ログとらないでも十分便利ですよ〜。
“booさんアプリ”ことFieldAccsess、最高ですね!
返信削除今回(伊豆)初めて使いましたが、現在地把握と地形(フラット探索)には、欠かせなくなりそうです。あと道迷いには効果てきめんでした。
正確だし、驚くべきコストパフォーマンスです。情報ありがとうございました!
1/25,000地図の等高線1本の間隔が何mを指すのかは未知ですが…。
ふ… 不思議な名前をアプリに付けてらっしゃいますね〜w
削除ホント素晴らしいアプリですよね!制作者さんに感謝感謝です。
1/25,000地図の等高線1本の間隔は10mなんですって〜。