
ザラ峠の手前からみた五色ヶ原。スパッと切れ落ちた斜面から雲が迫り上がってくる様は圧巻でした。
こんな景色が見れるからハイキングはやめられません。
二日目。劔沢から雄山を越え、一の越山荘で小休止。

ここからの後半戦は龍王岳、鬼岳、獅子岳、ザラ峠を越えて二日目の幕営地となる五色ヶ原へ。
龍王岳、鬼岳は山頂をまいて進みます。




獅子岳からザラ峠への下り。400m近い下りは8時間以上歩いた足には堪えます。
しかしTJAR2012で優勝した望月選手は富山湾からココまで10時間程で来て、その日の内に槍ヶ岳まで行ってしまうというのだから、、、 いやいや、比べる次元の話ではないですね。
フラフラになりながらも五色ヶ原に到着。
山荘で幕営手続きを済ませ、ビールと水を入手してテント場へ向かいます。


テントは私達を含め、わずか10張。
設置されている木のベンチがとってもいい感じ。

そういえば、嫁の履いてるシューズinov8/ROCLITE 275GTX
岩場でのグリップの良さは評判通りのよう。デザインも含めかなりお気に入りのようでした。
汗かきな私は夏場のGOREシューズは通気性の悪さから敬遠してしまうのですが、嫁はその辺気にならないようです。羨ましい…。
二日目の夜も穏やかで星がキレイ。今年は天気にめぐまれたなぁ。。。

朝食と行動食。前日に引き続き、家にあるドライフードの一斉処分です。

朝ご飯で食べきれなかったエビピラフはサランラップにくるんで行動食に。
サランラップは前日から使い回してます。こんな軽量なアウトドアギアを創る旭化成は偉大であります。
最終日の三日目。4:30出発。
ずっと来てみたかった五色ヶ原。急ぐ理由も無かったので明るくなってから出発するべきでした。


良い感じであっただろう箇所を終え、樹林帯に入るあたりで陽が登り始めました。

途中、平ノ小屋で小休止。

この辺りで一番旨いと言われる水(小屋に宿泊していた叔父さま曰く)でアイスコーヒーを頂きました。
「ゴクリ。。。」と飲んでみるとたしかに、今まで飲んだアイスコーヒーのなかで1番美味しいんじゃねえの?と嫁に話していました。
ここからは黒部湖沿いにほとんど平坦な道。フラッ党には堪りません。







ふう〜、お疲れさまでした。
やっぱり下山後はカツです。今回は黒部湖のディープなグリーンを表現した黒部ダムレストハウスのグリーンカレー。2012年、夏の山行を締めくくる素晴らしいお味でした。
来年は福神漬けで水の流れを表現したダムカレーを食べに行きたいなぁ。
おしまい。