130113~14_夜叉神峠〜南御室小屋_01

今年の初ハイクはスノーシューを担いで南アルプスへ。

メンバーはHBM（HikeをたしなむBloggerのMeetingで略すとHBM）から
blues after hours／jackieboy
EASY HIKING／yama-oson
Ridge／yusuke kurosawa

私の大好きなアウトドアギアのオンラインショップMoonlight Gearを運営なさっている
チヨちゃんと小峯くん

そして、110君と私の総勢7人の大所帯で行ってきました。

今回のルートはこんな感じ。

天気次第で薬師岳まで行く予定でしたが、二日目はあの「爆弾低気圧」が来襲した日。
さすがに稜線に出るのは危険ということで南御室小屋ピストン山行となりました。

登り始め、トレイルに雪はまばらですが所々凍結しています。皆、チェーンクランポンを装着して進みます。


夜叉陣峠を越えた辺りから少し雪が増えてきました。
ここで、体力のない私はスノーシューを担ぐのが耐えられなくなり早々に装着。

しかし、少し歩くと以下の写真のような箇所が続出。

さすがにこんなところをスノーシュー履いて木の根を傷つけないよう登ってたら余計疲れます。
早々に脱着。
背負っても重いですが、履いても同じだけ足が重い（当たり前ですよね）
昔のKahtoola/Flightdeck Snowshoesみたいな製品ないかしら。。。




昨年ビバークした杖立峠で一休み。
小腹が減ったので腹ごしらえ。

今回は行動食に「干し芋」と「干し柿」を追加。程よい甘みが良い感じでした。
冬期行動食のレギュラー入り決定です。

火事場跡を過ぎた辺りで小峯くんがALTAISKI HOKを装着。トレイルに現れる段差のような箇所は少々苦戦していましたが、おおむね快調に登って行きます。



南御室小屋手前の緩やかな斜度の長〜い下り。ここを一気に下って行く姿を皆で見守りました。
むう。ALTAISKIいいなぁ。

南御室小屋に到着。テントは数張りありましたが、奥の方には広いスペースが。


つぼ足だと膝上まで埋まる中、幕営地をスノーシューで整地。これだけでもスノーシューを担いできた甲斐があります。（翌日はさらにスノーシューのありがたみを知ることに）

手前左から時計回りに
boo家　Locus Gear / Khufu CTF3 w/SilFlap
jackie家　GoLite / Shangri-La 1 Tent
クロ家　Tarptent / Rainbow
110家　finetrack×Hiker's Depot / ツェルト２ロング ステルスVer.
小峯家　Six Moon Designs / Wild Oasis
チヨ家　Alpinlitegear / Microburst Poncho tent
oson家　Locus Gear / Khufu Tyvek

小屋から借りたスコップを使って各自シェルターの前に土間を作って寛ぎます。

私はひたすら雪を溶かして水を作っていました。（ガスを使い切って少しでも荷物を軽くしたかったのでw）

出来上がったお湯は排水溝用の水切りネットと漏斗をつかいゴミを取り除いて

飲用水ストック兼湯たんぽになります。

湯たんぽを二つ用意して両足のフットウォーマーの中に仕込めば、まるで足湯に浸かっているような気分！！これは病み付きになります。



以下は備忘録として就寝時の着衣、寝具等を記しておきます。


昨年の同じ時期に来た時は、早朝-11℃まで冷え込みましたが、今年は-2℃程度でした。
かなり暖かかったようです。


①. Mountain Hardwear / Men's Stretch Rappel™ Bandana

②. finetrack / フラッドラッシュ®スキンメッシュT size-L
③. smartwool / Men's Midweight Crew size-M
④. patagonia / Men's R2 Jacket size-M
⑤. OMM / Cypher Smock size-M
⑥. Western Mountaineering / Hooded Flash Jacket size-M [850FP/85g]

⑦. smartwool / Men's Lightweight Bottom size-S
⑧. Arc'teryx / Gamma AR Pant size-M/M
⑨. mont-bell / U.L.ダウンパンツ Men's size-L [800FP/45g]

⑩. smartwool / PhD Running Light Mini
⑪. 湯たんぽ
⑫. mont-bell / エクセロフト フットウォーマー

⑬. mont-bell / U.L.コンフォートシステムピロー [68g]
⑭. NANGA / ナノバック720SPDX [1147g][860FP/720g]
⑮. 山と道 / U.L.Pad15s 100cm [75g]
⑯. Granite Gear / vaper trail
⑰. Astro-Foil™ / Astro-E 122cm×50cm [142g]

⑱. MYOG / Soft Tyvek® Center Zip Bivy [247g]



①.行動中も終止着用していましたが薄手なので高所でも息苦しくなくてとてもいいです。首周りがすっきりするのも◎
保温力不足を懸念していましたがあまり気にならず。最近は自転車乗る時もコレ。ネックゲイターはこれだけでいい気がしてきました。

⑤.相変わらず最高です。今回は7人中4人が着ていましたw

⑪.今回初めてフットウォーマーの中に仕込むというのをやってみたのですが、たまらなく快適です。

⑭.当たり前ですが、ダウン量720gは十分過ぎるくらい暖かいですねw
ジャケットとパンツも合わせると800FP以上のダウンが約850g。今後はこの辺をもう少し見直してみようかしら。

⑬.⑮.⑯.⑰.⑱.ソフトタイベックビヴィのなかにアストロフォイルを敷いてその上に山道パッド、vaper trail（足下）を敷きました。
昨年ジャッキーさんがブログで紹介していた方式。
さほど冷え込まなかったこともありますが、安眠できました。
いままで持って行ってた
・山と道 / U.L.Pad15s 200cm [157g]
・マイコール / くつ下用オンパックス [37g]
が無くなれば200g近く軽量化できる。そのぶんウインナー持っていこう。


つづく